筋のいい仕事、悪い仕事ってのがある。
まあ、自分だけわかってればいいのだが、分かち合う幸せってのがあるから、ちょっと書いてみたい。
しかもさっき消えたから2回目。
疲労しているからコンパクトに書いてみよう。
筋もいろいろあるがひとつにはこう言える。
市場が小さくなっていく仕事は筋の悪い仕事だ。
理由は簡単だ。
市場が10%の割合で大きくなっていったとする。
その分野で平均的な仕事をしているだけで、売上が10%増えていく。
ところが、市場が10%の割合で小さくなっていったとする。
その分野で平均的な仕事をしていったら、売上が10%減っていく。
この場合利益が10%減るというような甘いものではない。
利益は、売上から経費を引いて残った金額だ。
だから、減った売上は大きく利益に影響してくる。
市場が拡張している業種と縮小している業種では考え方が全く違うから、そこを考慮していないといけない。
自動車メーカーや携帯メーカーは、急激に筋が悪い仕事になってしまっている。
だからそこのところをよく考えないと今までのやり方では当然うまくいかない。
ま、そんなこと当たり前的に気づいていると思うのだが…
塾も筋が悪い。
日本の人口が減ってきている影響を一番早く受けるのが、赤ちゃん産業。
その次が塾だ。
塾は少子化ですでに市場が縮んでいる。
もし、新しい塾や新規に教室を出すとすれば、100%地域にある既存の塾から生徒を迎えないといけない。
生徒(顧客)が新たに増えないとすれば、今の塾産業は、近隣の塾とゼロサムの関係になってしまう。
つまり、自分の塾の生徒が一人増えたら、どこかの塾の生徒が一人減ることになる。
市場が拡張している場合とはとる戦略が全然異なってくる。
だから、
…2回目に打ってると気分が萎えるね。
いつかにつづく…