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★国家試験と俺

俺が会社にいたときに、多くの人が国家試験を受けていた。

 

俺は正直なところ国家試験を馬鹿にしていた。

 

仕事ができないやつが受ければいいと思っていた。

 

ところが昇進試験の条件で「国家試験を持っていること」というのがあることに気づき、来年に昇進試験があることを知った俺は急遽国家試験を受けることにしたのだ。

 

化学科が受ける試験で、まあまあ難しいのが4つあった。

 

公害防止管理者大気

 

公害防止管理者水質

 

高圧ガス

 

危険物

 

会社ではこれを4大試験と呼んでいた。

 

割と優秀な人で1年に一つずつ一回も落ちずに受けて、4年で受かる。

 

何年かに1度公害の水質と大気を同時に合格する人がおり、噂になることがあった。

 

一つとればよかったから、どれか選んで受ければよかったのだが、「全部一発で受けます。」ってのが俺の性格だ。

 

研究所長から「そんなことしたら、お前の仕事が止まるからせめて2つにしろ。」と言われたにも関わらず、自分では伝説を作るつもりで4大試験を1年で受けることにした。

 

 

やはり難しかったのは「大気」と「水質」で、同時に合格したら噂になる意味がわかった。

 

この試験の間隔はわずか1週間しかないのだ。

 

通常、一つの国家試験を受けるのに3ヶ月準備すると言われていたので、理想的には試験の間隔が3ヶ月だとありがたかったのだが、1週間で次のテストを受けないといけない。

 

それぞれ確か、5科目と6科目あったと思う。

 

だから俺は同時に11科目のテスト対策をする必要があった。

 

普通の人が6ヶ月かかるのなら、俺の場合は3ヶ月〜♪と自分で作った歌を口ずさみながら一気に勉強して、同時に合格することができた。

 

さすが俺だった。

 

みんなから「すごいね。」と言われたのだが、俺にはグランドスラムへの道があった。

 

そのあと、高圧ガスも大したことなくて、いよいよラストの危険物の試験の時に事件は起きたのだった。

 

 

 

危険物試験は3科目だった。

 

4大試験の中では一番簡単と言われており、俺も準備期間を1ヶ月しかとっていなかった。

 

 

試験の1ヶ月前に問題集を買って、それを見た瞬間に愕然とした。

 

...簡単すぎたのだ。

 

この勉強に1ヶ月もかかるはずはない。

 

そもそも2教科目の理論計算みたいな科目は無勉強でも満点が取れそうだ。

 

そうなると2教科しかいらないから20日前のスタートでも十分だ。

 

 

20日前に勉強を始めようとして、問題集を見て愕然とした。

 

....簡単すぎたのだ。

 

残りの2科目の法令と分類みたいな問題だが、その年は国家試験の勉強をしまくっていたので、コツを掴み過ぎていた。

 

普通のやつが20日なら、俺は10日でいいだろう。

 

 

10日前に今度こそと思って、問題集を見て愕然とした。

 

.....簡単すぎたのだ。

 

分類みたいな教科は化学のことを知っていれば、その知識に基づいて分類していけばいいので1日もあればできるだろう。ってことになった。

 

勝負は法令だけなので、5日もあればできるだろうってことで5日前からスパートをかけることにした。

 

そもそも5日は必要だったと今は思うのだ。

 

 

 

5日前に問題集を開いたが、どうしてもやる気が出ない。

 

どうしても受かる気がする。

 

4日前にやろうとしたが、できなかった。

 

3日前にも2日前にもやることができなかった。

 

受かる気がして仕方がない。

 

 

 

まさか、まさか危険物ごときで俺の国家試験グランドスラムが止まるとは...やる気の起きない勉強がこんなにも苦しいものだとその時に知った。

 

試験の前日の朝になった。

 

俺はどうしてもやる気が起きない危険物試験が、いよいよ明日に迫っていることを知っていた。

 

その日の朝、問題集を見て冷や汗が出た。

 

法令というのは、必ず覚えないといけない科目だ。

 

必ず覚えるためには、時間が絶対にかかる。

 

このままでは不合格になることを悟った。

 

24時間後に受かることは不可能だ。

 

「すみません。頭が痛いので今日は休みます。」

 

仮病を使って会社を休んでから俺の勉強が始まった。

 

 

もはや余裕はなかった。

 

24時間のタイムアタックだった。

 

これこれ、俺らしいのはこれだよ。

 

勉強エンジンがフルスロットルになった時に出るアドレナリンが俺の体を駆け巡り、俺の気分は快感だった....はずはなく、もはや焦りでべそをかきながら勉強した。

 

もちろん1秒も寝るはずもなく、徹夜で次の日の朝を迎えた。

 

 

 

ダメだ。

 

間に合わない。

 

 

 

断念した。

 

受けに行って落ちるくらいなら、受けない方がマシだ。

 

しかも昨日は病気になったことになっている。

 

俺のグランドスラムが止まったのは病気のせいだ。

 

仕方がない。

 

 

俺はソファーに突っ伏して、自分の敗北感を味わっていた。

 

今起きたばっかりのハニー(俺の奥さん)が、俺に話しかけてくる。

 

「あら?試験は?」

 

「受けるのやめた。一生懸命にやったけど間に合わなかった。」

 

 

 

「あー、カッコわる。」

 

💢

 

なんだと?

 

てめえ、こっちはすでに3つの国家試験に合格して、最後の一個は簡単すぎるからこんなことになったのに、何もやってないてめえにそんなことを言われる筋合いはない。ぶっ殺すぞこの野郎。

 

と思ったのだが、敗者の俺はそれを受け入れるしかない。

 

「うん。」としか答えなかった。

 

 

「どうせダメなんなら受けにいけばいいのに。」

 

くっそー!だから、受けに行ったらカッコ悪いんだって言ってんだろう、このバカやろーが!

 

と思ったが、返答する気力もわかなかった。

 

 

 

でも....俺は元々高卒で、みんなからバカにされながら少しずつ少しずつ頑張ってきた。

 

いつもギリギリでなんとか結果を出すことができて、今日まできた。

 

自業自得だとしても、せめて今までの自分に恥じないようにせねば....

 

 

 

身体中の血が、時速1000キロで走り回る。

 

俺はソファーを飛び起きて、勉強を始めた。

 

まだ大丈夫。

 

 

受ける直前まで勉強はできる。

 

不合格が決まってるわけではない。

 

不合格になりそうというだけだ。

 

 

受験開始までまだ数時間ある。

 

試験会場で怒られる直前(というか怒られたけど)まで勉強を続けた。

 

そして、試験問題が配られてそれを見た瞬間に自分が合格したことがわかった。

 

たまたま簡単な試験だった。

 

 

 

気だるい脱力感とともに、神がいる気がした。

 

そして、俺は世の中はやはり僅差だということを肌で感じた。

 

 

...結局、俺のグランドスラムは完成した。

 

 

家に帰ると「どうだった?」とハニーが聞いてきた。

 

「ああ、できた。ありがとう。」

 

「ふーん。」とあまり興味なさそうにハニーが返答した。

 

 

 

塾の先生をやってると、僅差で合格している子を見ることが少なくない。

 

そういう子は俺のように何かを学んでいると思う。

 

俺は今、自分の仕事を通じて、そして自分の経験を通して、最後まで努力することの重要性を伝えたいと思っている。

 

諦めたらそこで終わり。

 

カッコ悪くてもいいから、ギリギリまで努力をすべきなのである。

 

受験生のお前もまだ大丈夫。

 

ギリギリまで頑張ればね。

 

 

 

 

〜アクセスが下がりました。

 

大丈夫。

 

俺は頑張るから。

 

できない人はアクセスが下がってきたら、諦めるでしょ?

 

俺は大丈夫。

 

だけど、下のバナーを押してくれて俺の順位を助けてくれると嬉しいなあ。

 


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